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My Little Flyfishing Notebook

僕の小さなフライフィッシング・ノートブック   My Little Flyfishing Notebook
1.0 道具に関する考察 An idea on fishing Tackles and Gears
 
1.1 ブランド比較・自作・個人輸入 Brands, Handmade and Imports from overseas

魚には違いが分からず、値札も読めない
 あらゆるスポーツ選手に好みのブランドがあるように、フライフィッシャーマンにも好みのブランドがあるものだ。SAGE、HARDY、ORVISなどの舶来物に関心を持つ人がいれば、ダイワなどの国産品を愛する人もいる。サッカーシューズにNIKEや美津濃のいずれが好きかと言った事があるのと同じである。

 実は、僕にはこういったブランド比較をする能力がない。なぜなら殆ど使ったことがないからである。

 更にいえば、僕にはブランドへのこだわりが殆どない。殆どといったのは、お気に入りのブランドが一応あるからだが、そういったブランド物が様々な理由から買えない場合、僕は手近なもので間に合わせている。それで何の支障もなく、今までイギリスでも日本でも魚をかけてきた。

 「魚にはブランドの違いなんて分かるはずがない」(The Fish Cannot Tell the Difference)し、「魚は値札が読めない」(The Fish Can't Read The Tag)のである。

 勿論、30万くらいの竿を購入することは、高いものが買えない貧乏学者でも今日でも可能である。しかし、気に入ったものが安ければ、それでかまわないと僕は思っている。もし今の僕に時間があって、更に家に工房があって、誰かが僕に造り方を教えてくれるのであれば、僕はほぼ間違いなくロッドやラインを自作するだろうと思う。

 しかし、現実の僕は、オークションや海外のブランドを探して今まで余裕のあるときにちまちまと購入してきた。おかげで今の僕に足りないのは、いくつかのマテリアル(いくつかは日本ではほぼ入手不可能である)とサーモン用のスペイロッドだけである。これらは、これから何年もかけて探していくことにしている。それも僕の楽しみの一つになっているのである。

僕の好きなブランド、お勧めのブランド
 そんな僕にもちょっとしたブランドの好みはある。

 もし、僕が今から全ての道具をそろえるのであれば、頭の天辺から足の先まで、間違いなくORVISで揃える。勿論、これは単なる好みである。


                     Orvis オフィシャルサイト

 また、このイギリスのブランドはご存知だろうか。このブランドも好きである。僕はフライボックスを一つだけ持っているが、リールもよさそうだ。なんとなく品があっていい。


                    Snowbee オフィシャルサイト

 しかし、実際に僕が一番利用しているブランドはカベラスというものだ。このブランドはアメリカのWILD−1に相当するものだろうか。品物はややあたりはずれがあるものの、ウェーダーとシューズは、絶対にこのブランドがお勧めである。とにかく安くて(だって、ウェーダーが3000円台ですよ!)、丈夫で(僕はシューズもウェーダーも、もう3シーズン使ってまだまだ大丈夫)、本当に最高だと思う。 また、後で紹介するが、チェコニンフのために買った11フィート3番の竿は、日本の本流でウェットをする際にもぴったりだ。意外と侮れないブランドである。


                    Cabelas オフィシャルサイト

 円高の今、こういったサイトからの個人輸入を利用すれば、いろいろなものをかなり安く購入できる。英語なんて問題ない。簡単である。初体験は、カベラズがお勧めだ。

オークション
 また、僕は、今までオークションもよく利用してきた。僕の今のメインロッドは6500円でヤフオクで購入したものだ。後で紹介するが、これはなんだか有名な日本のビルダーが作ったらしい竿で、驚くほどシャキッとラインが飛んでいくのに、魚がかかると本当に良くしなってくれる。オイカワを釣っても釣り味が味わえるし、これで45センチクラスの虹鱒も何とかいなせる。不思議なロッドだ。

 マテリアルにも良いのが出る。CDCは今まで二度ヤフオクで大量パックを購入している。品質的に問題など全くない。ビーズヘッドもそうだ。こういうのも後で少し詳しく紹介したいと思う。

手芸店
 手芸店はフライマテリアルの宝庫である。ダビング材からリブ用のワイヤーまで、フック以外のフライタイイング用のマテリアルのほとんどは、手芸品で代用できる。というか、あるものは、手芸品の方がコストパフォーマンスもよいし、色も豊富である。

 参考までに、僕が今まで利用してきた通販専用のサイトを紹介しておく。後で実際の製品を詳しく紹介してみたい。



手芸店 ゴールドアンドシルバー
 
ここから出ているラメ糸やフィルム糸がおすすめ。色も豊富です。



アナンダ  
このサンプルウールがダビング材として超おすすめ。ウールのダビングは透明感があってとても気に入っている。



パールヨット 
このシルクの100番は実に良い糸です。ソフトハックルパターンには本当にオススメです。

マテリアル
 フライのマテリアルは結構手芸店で間に合ってしまう。
しかし、フェザーやファー、ヘアに関してはプロショップのクオリティが確かに高い。

 僕は、所沢在住なので、池袋のサンスイには時々顔を出すし、大宮の吉見屋にも時々足を運ぶ。

 しかし、おすすめのショップは入間市にある


フィッシングパルズ


である。通販もやっている。もともとマテリアル屋さんなので安くていいものを気前よく紹介してくれる。
僕の持っているマテリアルの2/3はここで購入したものだ。

 
  
1.2 ロッド RODS
 
 フライのロッド。これに凝り出したら、もう、キリがない。有名ブランドのロッドを購入しようとしたら、費用もかさむ。竹竿なんかに手を出したら、きっと新車の一台くらいは買える額が必要になろう。

 しかし、竿に凝らなくてももちろん釣りはできる。安くて優れたロッドもたくさんある。
僕の持っているのもそんなものがほとんどである。
 
 
 
 @ダイワ アルトモア 8ft 5wt
 
 僕が2004年3月に参加したTIEMCOのスクールで、田代さんから次のように言われた。

「最初は8フィート前後の4番のロッドを揃えなさい。次に9フィート半の6番ロッドを揃えること。
しかし、キャスティングの練習には、6番ロッドがよい」。

 そうかもしれない。しかし、このとき、僕はすでにこのアルトモアの8フィート5番というロッドを購入していた。
購入先はフィッシングパルズである。

田代さん(とTiemco)のアドバイスの丁度真ん中位に当たるだろうこのロッドで、
僕は最初の5年間の釣行を通してきた。おかげでそのロッドでキャスティングを覚え、
たくさんの(といってもそう沢山ではないが)魚を釣ってきた。
今では僕の思い出がたくさん詰まったロッドとなっている。

 しかし、現在のところ、特にこのロッドを使いたいシチュエーションがあるわけではなくなった。
イギリスから帰国するときに一度売ってしまおうかと思ったのだが、
あきらめきれずにエクセスラゲッジ代を払って持って帰ってきたくらいである。

 ところで、WEBで調べた限り、このロッドに関する情報を入手できたことがない。
アルトモアのかなり初期の頃のロッドではないかと思うのだが、、、、
写真を見て、誰かこのロッドの素性を知っている人がいたら教えてください。

 このロッド、古いからなのか、腰がヘタっている感じで、
養沢のスクールに参加した際に、「これ本当に五番?」と聞かれたものだ。
特に優れたところがあるロッドだとは思わないが、特に悪いところもない。
また、リールにメダリストの1492 1/2を載せると本当にほれぼれするほど完璧なバランスになる。
遠投も可能だし、近距離も全く問題ない。

 ただ、このロッドで二度ほど合わせ切れして悔しい思いをしたことがあることだ。
何となくティップが固い感じがするのだが、、、、しかし、これは僕の腕の問題かもしれない。

 
 
 A G Loomis#3
 
 僕が持っている唯一の3番ロッドで、ナローループが簡単にできるロッド。
日本の渓流でドライという場合には最高だ。Gloomisも嫌いなブランドではない。
しっかりした製品をたくさん世に送り出している。
もしスペイを買うなら、GLOOMISかなと思っている。

 しかし、このロッドを僕はほとんど使わない。それ理由は、、、、

特にない。
僕は3番ロッドに関心がないとしかいえない。

 これは、インターネットの通販で購入した。衝動買いという奴だった。
最初は気に入って使っていたのだが、結局使わなくなったので売りに出そうと思っていたものの、
ふと子供がフライを本格的に始めたころにあげようと思いなおしてしまってある。

 ちなみに、うちの長男とは、毎年日光湯川にブルックを釣りに出かけている。
そのときにこれを使わせてやっている。
もう少しサッカーが暇になるようなことがあったら、フライをやってくれるだろうからあいつにあげてもいい。

次男も2010年から忍野に出かけることにしているが、まだフライをちゃんとふれない。
三男とはまだフライをやりにいっていない。年を追うごとに僕の仕事が忙しくなってきたからだ。
彼らがこの釣りを僕のように愛してくれる日が来るだろうか。。。。

 なお、購入時の値段は、これが一番高かった。確か4万円ほど也。
 
 
 
B Orvis 
 
 これは、フィッシングパルズでマテリアルを物色していた際に衝動買いしたロッド。
確か、2万円くらいだったと思う。
固いのでシューティングに最適である。エクステンションバットもあるので
大物がかかっても何とかなる。

 イギリスではこのロッドが大活躍した。重いストリーマーを遠投して、
しかも、バッチリターンオーバーさせるにはいいロッドである。
渓流主体の僕にはそれほどの出番はないが欠かせないロッドだ。

 
 
C S Craft 
 
 北海道のCraft S、佐藤昌一さんのハンドメイドロッド。このロッドは最高です^^ 
←別に佐藤さんの回し者ではありませんが。。。。 
 まず、柔らかめのロッドが大好きな僕にはまさにぴったりのしなやかさ。
同時に、バットがかなり強靱で、60センチのニジマスなんかではビクともしない。
そういったバランスの問題なのだろうが、2011年の菅沼釣行で、
バーブレスを使った際に一匹逃がしてしまっただけで、大物のバレ率は相当低い。

 またこれはスウィッチロッド仕様である。ツーハンズにすれば、もちろん遠投にも向く。
このロッドは5番なのだが、フィニッシュでぐいっとリストダウンすると
ラインが「ごごごごっ」てガイドを抜けてぶっ飛んでいく。その迫力に最初は驚くこと間違いなし。
また、僕はスペイを本格的にしたことはないのだけれども、アンダーハンドキャスティングにもいいらしい。

 このロッドは、もちろん、本流・湖用。このロッドのおかげで僕の通常の釣りでのORVISの出番は格段に減った。総額は確か3万円ほど。やはりロッドは値段ではないですね。

  
 
 
 D Tiemco インファンテ
 
 携帯用の小継ぎのロッドがほしくて、ハーミットで買ったもの。本当に小さく収まるのでお忍び釣行には役立つ。
実際それ用に買ったのだが、お忍び釣行をしたことは一度だけ^^
それ以外では、もちろん沢用ロッドになるだろう。
ただ、一度有間川の上流で使ったことがあるが、
そのときの感じでは沢用としてはもう少し短くてもいいかなと。

 逆に、もう少し長ければ、僕のメインロッドになっただろうと思う。
まだ体の小さい次男や三男が釣りをするときには、このロッドを使わせようと思っている。
このロッドは子供や女性用の小さなグリップのロッドだからだが、アクションがとても素直で使いやすい。
このシリーズには実際にもう少し長めのロッドもあるので、もし初めてロッドを購入するのであれば、
僕は誰にでもこのロッドを奨めるだろう。値段も安くてよい。
このロッドは世界的に売り出しても、小規模河川用として一定の評価を得ると思う。

 なお、ぼくはこのロッドに3番のラインをのせることもある。なるたけ軽いリールで釣るようにもしている。
12メートルを超える距離を出そうとすると若干軽いような感じがするが、
近距離ならば3番でも問題はない。
このロッドもたしか1万5000円位だった。

 
 
 E Stream side
 
  2010年からの僕のメインロッド。たぶんこの先もずっとそうだろうと思う。

 これは、ヤフオクでCDCのバルクパックを探しているときに偶然見つけた。
解体屋さんみたいなのが、三本継ぎで携帯できる少し長めのロッドを二種類、格安で出していた。
なぜかそれが突然ほしくなった。

本当にねらっていたのはもう一つの方だった(確かそちらの方が少し短かった気がする)が、
それはなぜか12000円くらいまで値が跳ね上がったので、「ま、こっちでもいいか」的なノリで入札。
僕が6500円で入札し、6800円までベットしていたら、
それ以降だれも高値をつけず、落札した。

 しばらくして家に届いた。かなり汚れていたので、グリップを洗剤で洗い、ロッドを磨いてみた。
特に期待もなく手に取ったが、その瞬間にぴんとくるものがあった。
早速家の外で組み上げた。とにかくしなやかなティップ。かなり繊細な感じがする。
しかし、試しに投げてみると、WFのラインがぐんっと飛んでいった。

 実釣で初めて使ったのは、余笹川であった。
釣り初めてすぐ15センチに満たないヤマメを釣ったのだが、
その瞬間あの規模の川では最大級の25センチがきたと思った。
その年、白石川でつり上げた20センチのヤマメは、
ついに噂に聞く尺上のイワナがきたかと感じられた。
他方で、管釣りで45センチのニジマスをかけるとあり得ないほどの弧を描く。
しかしそれでも何とか踏ん張ってこらえてくれた。
これは実に不思議なロッドだった。

 それで、このロッドはいかなるロッドなのかといろいろとネットで検索していたら、
勝俣健二という人のオリジナルロッドなのだという事がわかった。
この人物、チャーリーと呼ばれていたらしい。

 2.0で引用した森村氏がふれている勝俣氏はどうやら同一人物である。
2004年にこの釣りを始めた僕にはどんな人なのかわからない。
しかし、勝俣という人は、きっと腕利きの、
しかし他人に威張ったりする事のない楽しい釣り人だったのだろう。
なぜかはわからないが、このロッドを使っているとそう思えるから不思議である。

 
F CABELAS CHEZCH Nymph Rod 
 
 このロッドは、2011年の初頭、チェコニンフやユーロニンフをやってみようと思い、購入したものである。
ヨーロッパ、アメリカのサイトで調べてみたら、
ベストは11フィートで3番のロッドだとのこと。
しかしこのスペックは、日本の一般のショップではまずお目にかからない。
いろいろ探した結果、cabelasから個人で輸入する事に決断し、購入したものである。

 だが、結局、僕は今までチェコニンフやユーロニンフにはほとんどハマっていない。
僕はまだこの釣り方の面白さを感じることができてないでいるということだろう。
もっとも、ちょっとおもしろそうな重いニンフを考え、イギリスで使ったところ思わぬ成果が出たので、
桂川なんかで試してみようとは思っている。その際に活躍してくれるだろう。

 しかし、このロッドにはすでに別の使い方が定着している。
それは本流でのウェット、僕の大、大、大好きな
ソフトハックル(イギリスではNorth Country Spider)での釣りである。
解禁当初からドライの釣りが本格化する5月末まで、
僕は瀬に出始めるヤマメを、三つのスパイダーか2スパイダー+1ニンフのRigで釣るのが好きだ。
そんなとき、このロッドは本当にベストマッチする。

 このロッドの特長は、軽いし、しなやかなことだが、
やっぱりなによりも長いことだ。
スパイダーを使うときには縦の動き(イマージング)を演出したいので、
14から18フィート位のスローなリーダー+ティペットをつかうのだが、
特に僕のいう「Across and Down」の釣りでは、ティップを高く保ったまま、
フライを流れに同調させる必要がある。
その際、ロッドの「長さ」はそのまま「高さ」の演出に優れ、
フライの「上下の動き」を模倣する上でかなりの利点となる。

 また、やったことはまだないが、中規模以上の河川では、このロッド一本で釣るきることもできるだろう。
ふつうのウェットはもちろん大丈夫だし(経験済み)、
やや重めのストリーマーも何とかこなせる(ヘアラーバもちゃんと投げられる)。
また、20メートルくらい遠投して(このロッド、飛びます!)
ドライもこなせるはずである。

 これは購入時、円高の影響で、たったの1万2000円であった。
しつこいようだけれども、やはり、ロッドは値段ではないのである。

 
 
  
 1.3 リール Reels
   
 8年くらいフライフィッシングをやっていると、
なぜかリールもそれなりにたまってしまう。
なぜだろう?買った覚えもないのに。。。

 もっともリールは(も?)高価なものは一切持っていない。しかし、それで不満は全くない。Snowbeeのカセットリールがほしいなと思うことがあるが、今持っているもので十分である。

 それはこういうことである。
多くの人が指摘することだが、そもそも、一般渓流ではリールなんて
ただのライン収納機である。
リールが大事になるのは50センチくらいの野生のトラウトを相手にするときだけだ。
そんなときにも役立つ安くて高性能のリールが今はたくさんあるのである。
文明の利器。技術の向上。万々歳だ。

 
 
 @ フルーガーメダリスト 
  
 僕の渓流本流でのメインのリールは、フルーガーのメダリストである。
渓流や本流で尺クラスまでの魚をねらう際、
リールは堅牢であれば十分機能する。
フルーガーはその意味で最高のリールだ。

 しかし、メダリストのAKはよく壊れる。
これが「メイド・イン・チャイナ」の限界かと思ったりする。
中国のパソコンなんてもう日本を越えているのにね。。。
いずれにせよ、それがこのリールの唯一最大の不満である。
古いメイドインジャパンのそれやアメリカのメダリストを、思いだしたときにオークションで探してきたが
あまりでないので、最近はそれもやめてしまった。

 ところで、僕のメダリストは、ちょっと半端な1492 1/2である。
この1/2が半端すぎて、オークションではあまり見かけないのかもしれない。
1/2という数字に特にこだわりがあったわけではない。
よく覚えていないが、最初に買ったのがこの1/2だっただけである。

 僕はこのちょっと大きめ、ちょっと重めのメダリストの換えのスプールに、
4番のフローティング、シンキング、ニンフ用のランニングライン+モノフィラを巻いて常備している。
昔はこれに5番を巻いていた。
たぶん6番ぐらいまでは巻けるだろう。

  
 
 
A無名リール 
 
 このリールは、本流や湖用に、ラージアーバーのリールがほしくて買ったもの。
オークションで、二つ同時に購入。
確か(二つで)8000円だった。

 一度だけ実釣で使用したが、そのときに、二つあるうちの片方のスプールがとれないことに気がついた。
その後、JFFのクラブの人に聞いてみたのだが、
結局スプールは抜けなかった。
どうしたらいいのだろう??知っている人がいたら教えてください。

 それ以外には何の不満もない。軽くて強いすごくいいリールである。
 
 
Bバテンキル 
 
 これはOrvisのロッド用にオークションで購入した。
もちろんバランスはバッチリである。少々重いが、別に不自由は感じない。
ドラグも利くので大物をねらうときにはこれである。

  
 
 
Cアルトモア 
 
   これはフィッシングパルズでOrvisのロッドを買ったときにおまけでもらったもの。
軽いので、11ftのロッドでチェコニンフをするときに、
手を加えてインチキラージアーバーにして使用する予定である。
たぶんそのくらいの加工は僕もできるだろうと思うのだが、どうかしらん。

 
  
Dその他 3番用 
  
 
 これはいずれも3wt用に近くのリサイクルショップで確か500円で購入したもの。今はほとんど使っていない。でもこんなリールで十分実用にかなう。使っていれば愛着もわいて、500円なんて値段を気にすることはなくなるだろう。ま、あまり使わないのでよくわからないのだけれどもね^^

僕の持っているロッドとリールはこの程度だ。必要最低限とすれば、

Streamside 6500円 + メダリスト 約3000円 10000円
Scraft 30000円 + 無名リール 4000円   34000円

およそ45000円ですむ。社会人として働いていれば、いつでも買える程度の値段である。鮎釣りなんかに比べても(鮎の名竿なんかは確かにすごい値段ですもんね)、安くすむ。

これで、本当に、日本の一般河川では大抵どこでも釣りになるのである。フライフィッシングは決して「金持ちの道楽」ではないのだ。
(End,29 April 2012)